一緒に泣いてくれとは言わないけれど…。

一昨年、母を亡くしました。
肝臓ガンの再発があったのでいずれは…と覚悟していましたが、肺塞栓を起こして救急搬送され、一夜で亡くなってしまいました。
悪いことに、父も別の病院に入院中で、弟は海外。誰にも何も相談できなかったので、よけい、いつまでも心に引っかかってしまうのでしょう。
そのときは混乱していましたし、なにしろ現に、瀕死の母がお世話になっているのですから、不満など言えませんでした。
医療行為そのものは、ほかに仕方がなかったと思うのです。後から自分でも調べてみて、助けようのない状態だったと納得しました。
血栓の詰まる肺塞栓なら、溶かす薬というものもあるそうですが、母の塞栓は、どうやらガン細胞が血流に乗ってきて詰まったらしいです。
私が今でも許せないと思うのは、母の病室に出入りしていた看護師さんたちのことです。
3人の看護師さんが入れ替わり来られてたと思うのですが、そのうち若い2人が、よく笑うんですね。
「にこやか」なら、わかるのです。不安でしかたがない患者やその家族を少しでも安心させるために、何でもない顔をして、微笑を浮かべて応対する、というのはアリでしょう。
でもこの2人は、病室で、母のそばで、声をたてて笑ってたんです。
1人が母に装着している器械を指して何か言い、もう1人が「しまった」みたいに舌をちょろっと出して、それからクスクスと。
しかも、それ1度きりではありません。何が面白いのか、2人が病室で一緒になると、つつきあって笑う姿を何度も見ました。
私はその時点で、母の状態が容易ならぬものだとは理解していました。まさかこのまま、朝を待たずに亡くなるとまでは思いませんでしたが。
素人の私より、看護師なら、もっと正確に母の容態はわかっていたと思います。
あと数時間で亡くなろうかという人、呼吸困難であえいでいる人の横で、声を上げて笑うということが、医療に携わる人にはできてしまうのでしょうか。
あまりにも、人の死が日常になっているから?
だとしても、患者の家族の前でくらい、ウソでもいいから真摯な態度でいてほしかったと思います。

看護師求人明石市というサイトで見つけた話なのですが、やっぱりたくさんの医療情報はあらかじめ取得しておくに越したことは無いと思いました。医療レベルの低い病院を選ばないためにも予備知識は必要だと改めて思いました。

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